2)日商簿記3級の勉強時間・難易度

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日商簿記3級合格に必要な勉強時間は?

私の実体験からの考察です。

ユーキャンでは簿記3級合格は1日1時間で15週間と紹介しています。

15週間×7日間×1時間=105時間

私の体験から言えば、もう少し大目にとって120時間
ユーキャンと違って、書店で1,000円くらいの本を買ってきて
独学で学ぶことを想定しているので、ちょっと多めに時間をとります。

これだけあれば十分です。

10日間で全くの初心者が簿記3級合格レベルに達するのか?

私が初めて簿記の勉強を始めたとき、LECから10日で簿記3級に受かるとうたったテキストが販売されていました。

私はそれを使って勉強をしていたのですが、正直10日というのはかなり厳しい数字だと思います(;´Д`)
それこそ一日中(10時間以上?)簿記の勉強をして、それで10日間だと思います。
ですが、実際にそれに近い短期間で実力をつけることは可能です。

少し試算してみましょう。
私の考える人間の1日の活動可能時間(睡眠・食事・風呂・休憩などを除いた、集中力を持続できる時間)は大体14時間です。
これを全て簿記の勉強に当てれば10日間で140時間の勉強を達成できます。
十分すぎるほど実力がついているはずです。

しかし、現実的にそんなに時間をかけることはできませんし、
1日10時間以上勉強するのって結構しんどいものです
(勉強するのが習慣化されると何も感じなくなりますが)。

そんなわけで、仕事や学校がある一般的な人を対象とした場合、
平日に2時間休日に5時間くらいが適切な時間配分ではないでしょうか。
(仕事内容によっては2時間も勉強時間を捻出できないかもしれません。
そんなときは休日に多めに勉強しましょう)

2時間×5日間+5時間×2日間=20時間/週

一週間で20時間を確保できます。これは現実的な数字ですね。
これなら120時間÷20時間/週=6週間

1ヶ月ちょっとで簿記3級合格レベルに到達できます。

もし短期決戦を望むのであれば休日に10時間以上勉強しましょう。
この場合
2時間×5日間+10時間×2日間=30時間/週

120時間÷30時間/週=4週間
一ヶ月以内で達成可能です。

「毎日忙しいのにそんなに勉強時間とれないぉ(´・ω・`)」
という方はこちらをご覧下さい→自由時間の作り方

日商簿記3級の概要

過去22回分の平均で算出しています。
受験率:78.5%(申し込みをして実際に受験する人の割合)
合格率:37%
合格基準:70%
本試験時間:2時間
受験者数:約8万人(実際に受ける人)
受験日:6月、11月、2月(年3回)
受験料:2,500円
主催:商工会議所

数ある資格試験の中でも簡単な部類だと思います。
やることをやっていれば誰でも合格できます

誰でもです。

しかしながら、合格率37%が示すように、残念な結果な方がいるのも事実。

自動車免許の学科試験。
あれは10数ページの薄っぺらい選択形式の問題集を3,4回勉強すれば誰でも合格できます。
所要時間は長くても4~5時間程度です。
半日もかかりません。
にも関わらず落ちる人は落ちます。

難易度、というのは個人の裁量によるところが大きいので
誰に対しても
「日商簿記3級なんて簡単」と言い切ることはできません。

ですが、学習量に関しては、少ないと断言できます。
まぁ、量の多寡も個人によって感覚に差があるわけですが(^^;)

ちょっと大げさに比較対象として同じ会計系の公認会計士試験を例にあげましょう。
公認会計士試験は国家試験の中でTOP3に入る難易度だと言われています。
ごくまれに1年間で合格してしまう人がいますが、多くの人は2~5年の勉強期間を費やしています。
しかもその内容は濃い。
一日の大半を試験勉強に当てているはずです。
この人たちのペースで勉強すれば簿記3級はおそらく2週間かからないでしょう。

2~5年間と2週間

どうでしょう。
こう考えるといかに楽チンかが分かっていただけると思います。
別に禁欲生活を強いられるわけでもありません。
日ごろの暇な時間を勉強に当てればいいだけです。

具体的に日商簿記3級で学ぶことは仕訳について

日商簿記3級で学ぶことの多くは仕訳(しわけ)です。

仕訳というのは、お金の動きを記録する独特な記帳方法のことを指します。

例えば、広告費に現金10,000円を支払った場合、次の仕訳になります。

広告宣伝費 10,000 / 現金 10,000

こういった記述法を学ぶのです。

簿記は帳簿に記録する技術なので、簿記の初級とも言える簿記3級の学習では、まず仕訳の概念を理解させようとしていると思います。

この仕訳の考え方が根底に形成されることで、簿記2級、簿記1級の学習へとつながっていきます。

仕訳の意味が分からないままで、より高度な学習をしようとしても絶対に無理です。

日商簿記3級の学習範囲

日商簿記3級では商業簿記が出題されます。
簡単に言うと商品を仕入れて、それを他へ売却する商売を対象としています。

八百屋さんなんて典型ですよね。

単純そうな商売ではありますが、ビジネスをする上で避けては通れない様々な取引を勉強します。

例えば、商品を仕入れたときの処理はどうするか、商品を売り上げたときはどうするか。
仕事に使う車を購入したらどうするか。
商品を売って後払いの約束をしたけれど、それが将来払ってもらえない可能性がある場合どうするか、などなど。

3級とはいえ、新しい概念に出会うことになります。
そして新しい専門用語がたくさん出てきます。

それなりに苦労すると思います。

日商簿記3級の勉強に使える教材

簿記3級は市販の教材での独学で十分対応可能です。
色々な会社が教材を作成しているので、書店へ行って分かりやすそうなのを選びましょう。
テキスト1冊と問題集1冊という組み合わせが一般的です。
2冊で大体2000円前後で済みます。

テキスト→問題集の勉強が一通り終わったら、今度は問題集だけを解いていきましょう。
解けなかったらその都度テキストで復習をします。
これを繰り返して、問題集をほとんど完璧にできるようになるまで解きまくりましょう。
後は過去問(大体10回分くらい)を最低2回解けば、日商簿記3級合格レベルに到達しているはずです。

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